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「学習機能によって利用が増えると回答の精度も向上していく」と期待を寄せています。ゆいレールの県庁前駅で周辺の観光スポットや施設の案内を行うAIシステムの実証実験が始まりました。

吉田鉄太郎記者は「那覇市役所に行きたい。質問を送信します。」と話し「すると手元のスマートフォンに案内の地図が出てきます。」と伝えました。

県庁前駅の構内に12月1日設置されたAI案内システム。駅周辺の観光スポットや飲食店などの道案内を行うもので、手持ちのスマートフォンをQRコードなどにかざしシステムに接続して利用します。

沖縄都市モノレールではシステムを開発したJR西日本アクシアと連携して実証実験を2カ月行う予定で、今回、システムを利用した人には観光施設の割引や飲食店のドリンクサービスなどの特典が受けられるということです。

沖縄都市モノレール・運輸部の安里将上席主任は「観光客の利便性向上に寄与することができるのではないかということで設置を決めた」と述べました。

案内システムは、日本語の他に英語版もあり、担当者によりますと「学習機能によって利用が増えると回答の精度も向上していく」と期待を寄せています。