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PFASによる水道水や地下水が汚染されている問題で、16日、金武町で市民団体が血液検査を実施しました。

金武町で実施された血液検査は、市民団体「有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会」が開催したもので、町内に住む男女およそ50人が参加しました。

検査を受けた町民は「(自分の)子どもたちにどのように(PFOSが)蓄積されていったのか。自分も(PFOSが)蓄積されてるのか気になったものですから(血液検査を)受けてみようと思った」と話し、別の町民は「(血液検査は)行政がやるべきだけど、みんなボランティアでやっている。こんなことはありえない。行政放棄ですよ」と話していました。

血液検査はこれまでに北谷町、大宜味村、宜野湾市、沖縄市と金武町のおよそ280人の血液採取を終えていて、来週、嘉手納町で実施したあと、採取された血液を京都大学に送り、体の中にどれぐらいPFASが取り込まれているかなどを調べることになっています。