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Bリーグの琉球ゴールデンキングスは鬼門となっていたセミファイナル・準決勝に挑みました。これまで阻まれ続けた壁を団結の力で打ち破りついに初のファイナル進出を決めました!!

「鬼門」それは不吉な方角を指すとともに「その人にとって嫌な、苦手な場所や事柄など」を差す言葉。

悲願の日本一を目指す琉球ゴールデンキングスにとっておとといから始まった「セミファイナル・準決勝」がまさに鬼門。Bリーグの誕生からこれまで、この準決勝という壁の前に、3度も涙を飲みました。

第1戦の第1Q、その鬼門がキングスの前に立ちはだかります。次々とリングに吸い込まれる島根の3ポイント。あっという間にリードを広げられ、最大21点差。(13-34)このQ、島根に34得点を許し肝心な1戦目の出だしで二桁の点差をつけられます。それでも初の準決勝突破を後押ししようと8,000人のブースターが集まった沖縄アリーナの熱気は決して冷めることはありませんでした。

今村佳太選手「間違いなくホームでなければ負けていたんじゃないかなという試合だったと思うし、声は出せない状況ではあるんですけど期待だったり熱だったりが確実に自分たちを動かしてくれているので」

少しずつ差を詰めていったキングスが今シーズン何度も見せてきた終盤の強さを見せ最終第4Qで大逆転勝利を果たし、先勝します!

琉球ゴールデンキングス 鬼門となる準決勝を突破!初のファイナルへ

沼尻アナウンサー「鬼門となる準決勝突破に王手をかけたキングス。第2戦、試合開始の1時間半前ですがすでに沖縄アリーナには多くのブースターが駆け付け熱気が高まっています」

ブースター(家族)「もう気持ちは東京ですファイナルです。きょう勝って、絶対勝つと思います」

ブースター(男性)「やばいくらい心の中では声を出して応援したいと思います」

ブースター(男の子)「キングス 頑張れ!」

迎えたきのうの第2戦。緊張と高揚感に包まれたコートで初の決勝を目指すキングスと後がない島根。第1Qを1点差で終えるとその後も互いに一歩も譲らない試合が繰り広げられます。

5点差で迎えた第4Q。開始1分ほどでキングスが同点に追いつきますがまだまだ続く一進一退の攻防。残り4分、同点(63-63)。残り52秒、同点(68-68)。そして、残り11.2秒。同点。願いを込めるブースターの拍手が鳴り響く沖縄アリーナ。ボールは、キングス。

最後はエバンスの劇的なブザービーターで勝利をつかみ取ったキングス!これまで超えられなかった準決勝の壁を打ち破り悲願の日本一へ。初の決勝進出です!!

岸本隆一選手「正直なところは不思議な気持ちというか(過去4シーズン)ここでいつも突破できなくて悔しい思いをした分きょう勝てたことはすごくうれしいですし、同じくらいここを確実に突破しないといけない責任というかやらなきゃいけないことだと思っていたので、その安堵感もありますし。きょうの試合の終わり方も終わり方だったので良い状態で決勝という舞台に臨めるかなと思います」

もうとにかく沖縄アリーナの熱気がすごすぎました興奮冷めやらぬ勝利となりました!

さて、キングス決勝の相手はBリーグ初代王者今季はワイルドカードから下剋上で勝ち上がってきた宇都宮ブレックスです悲願の日本一まであと2勝です!