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プロの技を披露をしました。沖縄でコンサートを開いているオーケストラの団員が那覇市内の高校を訪ね吹奏楽部に指導をしました。

5月10日に那覇高校を訪れたのは、読売日本交響楽団でホルンや打楽器を担当している団員5人です。吹奏楽部の部員たちはプロの演奏者を前にコンクールの課題曲を演奏したあと、パートごとに分かれて団員から直接、演奏の指導を受けました。

トランペットとホルンを担当する部員11人は、那覇市出身のホルン奏者・上里友二さんから呼吸法や演奏技術などを教わり、真剣な表情で取り組んでいました。プロから1時間指導を受けた後、全体合奏を行い、練習の成果を披露しました。

那覇高校吹奏楽部・喜瀬美杏部長「レッスン終わったあとにみんなで集まって吹いてみたら、音のまとまりだったり、明るさとかも、最初(の合奏)とは全然違うぐらい統一されてて、吹いてて、楽しい!ってなりました」

読売日本交響楽団ホルン奏者・上里友二さん「県外のプロの人と触れるってことがあまりないじゃないですか。僕も出身者として力になれることがあったら、なんでもやっていきたいなと思いました」

楽団では、これからも若い人に音楽の豊かさや楽しさを届けられる活動を続けていきたいとしています。

高校の吹奏楽部を読売日本交響楽団が指導