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新型コロナの第7波に見舞われている県内の感染状況について、県の調査チームは来週から始まるゴールデンウィークに伴って、感染拡大が加速することを懸念しています。

4月11日から4月17日まで1週間の感染者は9432人にのぼり、感染者1人が何人にうつすかを示す実効再生産数は沖縄本島で1.07、宮古で1.11、八重山で1.10と、県の疫学・統計解析委員会は「全県的に緩やかに感染拡大が続いている」と分析しています。

県内では感染力が強いオミクロン株の亜種「BA2」への置き換わりが進み、3月末から第7波に見舞われています。来週から大型連休が始まることもあり、委員会は「5月上旬から再び増加速度が加速する可能性がある」と懸念しています。

そのため、沖縄に来る人や帰省する人には渡航前の陰性確認を徹底するよう求めているほか、重症化リスクが高い人と接する機会が多い人には、できるだけ早くワクチンの3回目の接種を終わらせるようにしてほしいと呼びかけています。

沖縄県の調査チーム 新型コロナ「GWに伴う感染再加速」を懸念