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琉球王国時代に迎賓館などとして使われていた「御茶屋御殿」の復元に取り組むよう国に求める意見書が那覇市議会で可決されました。

那覇市議会運営委員会粟国彰委員長「”御茶屋御殿”が首里城と一体となった迎賓館、芸能の殿堂として果たしてきた役割に加え、復元によって沖縄の発展に貢献しうる施設となることから、国の責務において取り組まれるよう強く要請する」

那覇市議会は首里に跡地が残されている沖縄戦で焼失した「御茶屋御殿」について本土復帰50年を機に国が県と市と一体となって復元に取り組むよう求める意見書を全会一致で可決しました。

「御茶屋御殿」は琉球王国時代に国賓をもてなすため組踊や琉球舞踊といった琉球芸能が披露された迎賓館であり文化の殿堂ともいえる場所でもあります。

那覇市議会は御茶屋御殿などの復元を県にも要請していて県は事業化に向けた検討を進めています。

那覇市議会「御茶屋御殿」復元へ 国に取り組み求める意見書を可決