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2月に沖縄を訪れた観光客は約18万人と、コロナ前と比べると依然厳しい状況が続いています。

県によりますと2月の入域観光客数は17万9100人で2021年2月と比べて6万300人増え、50.8%の増加となりました。ただ、コロナ前の2019年と比べると67.7%の減少で、42万2000人ほど少なくなっています。

まん延防止措置が2月22日まで続くというマイナス要因に比べて、ワクチン接種が進んだことや、航空会社が減便規模を縮小させたことなどプラス要因が上回ったため、緊急事態宣言が出されていた2021年2月よりも観光客が増えたと県は分析しています。

まん延防止措置が3月まで東京や大阪などで続いたことなど、3月の観光客数も依然として厳しい状況になると見込まれているため、県としては旅行の費用を補助する「県民割」や「おきなわ彩発見」で県内外の需要を徐々に取り込みたい方針です。

2月の沖縄 観光客17万9100人 前年より5割増