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テラスホテルズ・琉球コラソン 初の同日同会場開催

11日、那覇市の県立武道館では日本ハンドボールリーグの試合が行われ女子・テラスホテルズと男子・琉球コラソンが初めて揃って同じ会場でのホーム戦に挑みました。

ともに強豪相手との一戦。地元沖縄での勝利を目指しました。

日本ハンドボールリーグ女子に今季から参入し先月末のアウェイ戦ではリーグ戦初勝利を飾ったザ・テラスホテルズ ラ・ティーダ。初勝利以来、初のホーム戦となるきょうの試合。地元でも勝ち星を、といきたいところでしたが相手は現在リーグ2位のソニー。体格とリーグでのプレー経験に勝り、試合開始からラ・ティーダを寄せ付けません。

主力にけが人もいる中、懸命のプレーを見せるラ・ティーダ。前半終盤にはポストプレーなどで相手の堅い守備を徐々に破る場面も出てきましたが大きく突き放されて折り返します。

それでもサイドが変わった後半。チームをけん引したのは20番樋口玲於奈(ひぐちれおな)連続得点を決めてあきらめない気持ちを前面に出すと、負けじとリーグ通算100得点を記録したばかりの6番比嘉美咲紀(ひがみさき)の得点など前半の厳しい流れを断ち切るプレーを見せました。

後半は互角以上の試合を見せたラ・ティーダでしたが前半の大量失点が響いて、結果15対32。ホームでの初白星はなりませんでした。

テラスホテルズ・琉球コラソン 初の同日同会場開催

ラ・ティーダ 樋口玲於奈「後半はあれだけ走れてディフェンスも連動してできたんですけど前半戦からそういう流れでいけたらもっと速攻にもいけていたと思う。まだホーム戦で勝った姿を見せられていないので勝つ姿を見せて少しでもハンドボールに興味を持ってもらいたいです」

この試合終了から約1時間後今度は男子・琉球コラソンが登場。ホームチーム2連敗を避けるべく今シーズン首位を走る豊田合成に対しました。

長身の外国人選手を揃え、さらに攻撃のバリエーションも豊富な相手に苦戦を強いられますが攻めでは一歩も引かず、ディフェンスをこじ開け序盤から競り合いに持ち込みます。

さらに守りでも体格や気持ちで負けないプレーを見せ会場を盛り上げました。

最後まで食らいついたコラソンでしたが及ばず。今月27日にはラ・ティーダ・コラソン揃って今度は名護で試合がありホーム戦でのリベンジを誓います。

テラスホテルズ・琉球コラソン 初の同日同会場開催