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人体への有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」が普天間基地の周辺の水源などで高い濃度で検出されている問題で、汚染源を特定するため県がボーリング調査の実施を検討していることがわかりました。

県では毎年2回アメリカ軍基地の周辺で水質調査を行っていて、2021年に県が実施した調査では普天間基地周辺の20地点のうち11地点で国の暫定指針値を上回るPFOSとPFOAが検出されていました。

汚染源の特定に向け設置された県の有識者会議で基地周辺の土壌を調査する必要性が示されたことから、県は普天間基地周辺でボーリング調査を実施するための検討を始めています。

この調査で地下水や土壌の状況を調べるとともに、定期的に調査できるよう観測するための井戸の設置についても検討が進められています。

普天間基地周辺で高濃度PFAS 汚染源特定のため掘削調査を検討