※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
日本ハンドボールリーグ ラ・ティーダ 全員攻撃で挑むホーム戦

女子ハンドボールです。今シーズンから国内最高峰、日本(にほん)リーグに参入した県勢 ザ・テラスホテルズ ラ・ティーダ。6日は八重瀬町でホームゲームを行いました。

日本リーグ初めてのシーズン、ここまで7敗と白星のないラ・ティーダ。元日本代表選手で琉球コラソンでも活躍した東長濱秀作監督のもと、チームとして経験を積み初勝利をもぎとりたいところ。

この日はプレステージ・インターナショナル・アランマーレとの対戦。試合は序盤からリーグ5シーズン目の相手にリードを許す展開に。まだ日本リーグでの経験が少ない選手が多いラ・ティーダですが。

桑原美紗季選手「早く1勝を上げられるように、いままでやってきた試合の反省や成果をこれからもっと生かして頑張っていきたい」

中山朋華主将「全力で自分たちで崩れないような勝ちに行くゲームをしたい」

追うラ・ティーダが仕掛けるのは7人攻撃。1チーム7人で行われるハンドボールですが攻める際、キーパーを下げ全員をフィールドプレイヤーにする作戦です。

東長濱秀作監督「メリットで言うと(フィールド選手数)プラス1の状態ができているということ。デメリットで言うと我々がネガティブなミスをしてしまうとすぐにゴールを許してしまう」

その言葉通り、シュートまで打ち切れば攻撃の選手が1人多い状態は有利に働きます。

しかし途中のミスで相手にボールが渡ると選手交代でキーパーが戻る時間がありません。必ずシュートまで打ち切るプレーが課題の1つ。

サイドが変わった後半もアランマーレの攻勢は続きました。コザ高校出身の仲間結香選手は日本リーグ地元で初めての試合で3得点。

仲間結香選手「地元に帰ってくるとパワーがいっぱい出る。日本リーグでプレーする(県出身)女子選手は少ないと思うのでここからもっとハンドボールを盛んにできたらいい」

ラ・ティーダはキャプテン中山からパスを受けた9番ガン・ユン・ティン選手。シンガポールから武者修行中の元気印が意地を見せました。

試合は20-36で終了。開幕から8連敗。課題は多いですが、手にしつつあるものも。

中山朋華主将「7人攻撃をもっと強みに変えられるようにしたい」

東長濱秀作監督「またトレーニングを積んで後半戦また変わった姿で皆さんに応援していただけるチームを目指していきたいと思う」

13日のアウェイ戦でシーズンを折り返すラ・ティーダ。後半戦は年明け1月から始まります。

ラ・ティーダの次のホームゲームは来年2月11日の予定です。後半戦に向けて攻守にレベルアップしてほしいと思います。