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辺野古の新基地建設で埋め立て予定海域から移植したサンゴで新たに1群体の死滅が確認されました。

2月17日に開かれた辺野古の環境監視委員会で埋め立て予定海域から移植して観察を続けていた9群体の「オキナワハマサンゴ」について5群体目の死滅が確認されたことがわかりました。防衛局は「移植や工事の影響によるものではない」と説明しています。

大浦湾側の工事区域で20mより浅い場所に生息する貝やヒトデなどの底生動物は移動させることになっていますが20mより深い場所でも底生動物の生息状況を把握するよう環境監視委員会が指示を出していました。防衛局は「水深20mより深い場所だけに生息する種は記録されなかった」と報告しました。

こうしたなか3月29日にも最初に埋め立てた区域でおよそ1mかさ上げする工事が始まろうとしています。

オキナワハマサンゴ5群体目が死滅