※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
楽天が久米島での春季キャンプを見送り

島にとっては寂しい春となりそうです。プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスが、来年の春季キャンプを久米島では行わず、金武町とうるま市で行うと発表しました。

2005年前に球団ができて以来、久米島で毎年キャンプを行ってきた「楽天」。町は10月に球団に出向いて島でキャンプを開催するよう求めていましたが、11月「島の医療体制を鑑みて今回は久米島でのキャンプを断念したい」と連絡があったということです。

楽天が久米島キャンプを見送るのは新型コロナの感染拡大と久米島の医療体制に配慮した格好です。

大田治雄・久米島町長「島の医療従事者のみなさんのことを考えた場合には万一外から多くの人が入ってきてコロナが持ち込まれた場合には医療崩壊につながるし、その責任もあるので、今回においてはやむを得ない。再来季にはこれまで同様に受け入れ態勢もしっかり準備するので、ぜひその時はまたお願いしますと電話で伝えた」

楽天の春季キャンプは1軍が金武町で、2軍はうるま市で、それぞれ2021年2月1日に始まります。