※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

尖閣諸島の海域で、漁船が中国公船に追尾されたことを受け、離島振興市町村議会議長会は、漁業の安全確保を求める要望書を可決しました。

沖縄県離島振興市町村議会議長会の石垣安秀事務局長は「中国海警局公船が今後さらに日本の漁船に接近し追尾することが繰り返される可能性もあることから、これまで以上に尖閣諸島を取り巻く環境は一層の厳しさを増し、危機的状況となっている」と述べました。

離島振興市町村議会議長会は国に対して、中国との関係改善を図り、安心して操業できるよう安全体制の強化を求める要望書を可決しました。

海上保安庁によりますと尖閣諸島では、中国公船2隻が10月11日から50時間以上領海内に侵入していて、2012年に国有化されて最長となっています。

海保では中国公船に退去要求をするとともに、漁船の周囲に巡視船を配備し、安全を確保しているということです。

尖閣諸島海域で安全漁業を求め決議