さて、今月末に迎える旧盆。今年は新型コロナの影響で様変わりしそうです。そんな中、旧盆の食材をそろえる「県民の台所」も今年、ある工夫で対策します。

玉城知事「おじー、おばーに会うことを楽しみにしている方も多いと思いますが、しかし、特に高齢者の方が重症化のリスクが高いと言われていることから、今は直接会うことは控えていただき(中略)お互いの健康を気遣っていただけたら幸いだと思います。」

今月5日、今年の旧盆に配慮を求めた玉城知事。新型コロナの感染拡大が家族が集まる旧盆にも影響を及ぼしています。

第一牧志公設市場 精肉部 広報高良幸博(たから・ゆきひろ)さん「コロナの影響でお客さんがかなり減っているところですね」Q打撃はある?「肉屋にとっては旧盆シーズン中は稼ぎ時なので、困っています」

「県民の台所」旧盆の買い物は「ドライブスルー」で

県民の台所として、旧盆シーズンには毎年食材を買い求める人でにぎわう那覇市第一牧志公設市場ですが。

第一牧志公設市場 組合長粟国智充(あぐに・ともみつ)さん「こういう旧盆の迎え方というのは、いままで事例がなくて」

現在、営業時間を自粛。80店舗のうち、およそ2割が店を閉めている状況が続いています。

上原精肉店 上原正敏(うえはら・まさとし)さん「(客は)割合でいったら半分以下ですよね。半分もない」「注文も少ない状態。周りの商店とかも閉まっているので、市場だけに肉買いに行くとか、なかなか難しいのかな」

例年と全く違う状況にどれくらいの仕入れをすればいいのかもわからず戸惑いの声がもれますが、そんな中、市場ではある秘策を用意していました。

Qコロナ対策について? 第一牧志公設市場 組合長粟国智充(あぐに・ともみつ)さん「臨時駐車場を設置して、臨時駐車場内で例えば公設市場の精肉事業者に事前に注文入れて、直接肉とかを駐車場の車まで持っていく、ドライブスルー方式を導入して対応していきたい」

「県民の台所」旧盆の買い物は「ドライブスルー」で

店舗の中の密を避けるため旧盆期間中、事前に注文を受けて、車で取りに来た客に手渡す、ドライブスルー方式を今度の日曜日から始めます。

上原精肉店 上原正敏(うえはら・まさとし)さん「私は商売人ですから、買ってくれるお客さんがいっぱい来てくれる ことを望んでいますので、それなりの仕入れをして、万全の用意をして、お盆を迎えたい」

粟国組合長「新型コロナが早めに収束して、公設市場独自の相対売りの良さを活かすような環境作りが早く整えばいいのかな」

市場の灯を消させない。「県民の台所」としての誇りがそこにありました。