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新型コロナウイルス。8月11日は夏休みが明け、学校生活が再び始まる予定でしたが、ここにも影響を及ぼしています。

一部の県立学校と小中学校では感染拡大防止のため、再び休校に入ることが決まりました。2021年の受験に向け、大切な時期に入っているだけに生徒からは心配の声も聞こえてきます。

11日から1学期後半が始まった西原町内の小学校。2020年は新型コロナの影響で約1カ月休校が続いたため、夏休みは大幅に短縮され11日間でした。

県内では20の市町村の小中学校が11日から再開予定でしたが、新型コロナの感染拡大を受け、那覇市や豊見城市、糸満市など8つの市町村では今週末まで臨時休校、うるま市や沖縄市などでは今週中は午前中のみ授業を行い下校時間を繰り上げることにしています。

また県教育委員会は、一部の県立学校を12日から休校することを決めました。対象は県立高校の1,2年生と特別支援学校、県立中学校の全生徒で期間は12日から16日までの5日間です。3年生は進学や就職を控えていることから、対策を講じたうえで時差登校や短縮授業となっているほか、宮古島を除く離島と本島北部の10校でも通常通り11日から登校が始まっています。

度々休校が余儀なくされる事態。特に、進路決定を迫られる高校生にとって状況は深刻です。県教育委員会は17日以降の対応を今週末をめどに検討する予定です。

「夏休み明け」の予定が 再び休校など学校に影響