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7日、普天間基地で確認された新型コロナの感染者。人数が5人であることが新たにがわかり基地内でクラスターが発生した可能性があります。

県保健医療部・大城玲子部長「米軍施設内でのコロナウイルス感染症の状況についての情報についてでございますが、現時点で5人ということで、(米軍の)公衆衛生当局の方から報告を受けているところでございます。」

県は普天間基地内での新型コロナの感染状況について人数は「5人」と、けさアメリカ軍側から報告を受けたことを明らかにしました。アメリカ軍は7日、県に「普天間基地に住み同じ職場で働く複数人の軍属に新型コロナで陽性が確認された」と連絡していて、基地内でクラスター、いわゆる集団感染が起きた可能性があります。

海兵隊は7日、感染者数を複数人と公表しただけで、感染者や濃厚接触者を隔離する措置を講じたとしていますが、現在、感染経路は不明で基地内外で県民との接触があったのかどうか詳細を明らかにしていません。

全駐労沖縄地区本部によりますと、普天間基地では午後3時ごろにアラートが出され、基地内の従業員に対して外に出ないよう指示があり、約3時間ほど身動きできない状態が続いたということです。

これまでに県内のアメリカ軍基地内では、兵士とその家族など4人の感染が確認されています。

普天間基地で5人感染 クラスター発生か