離島で唯一、米軍基地が造られた伊江島を2人の写真家の目でとらえた展示会が宜野湾市で開かれています。

展示会では、伊江島で土地闘争の先頭に立って闘い、自身も多くの写真を残した阿波根昌鴻さんと島民から沖縄戦の証言を聞き取りした写真家・比嘉豊光さんの写真や映像など130点が紹介されています。

写真家の比嘉豊光さんは「この戦世の記録記憶が、改めて阿波根さん、ある意味、伊江島の人々、まして沖縄の人々もそうですけど、それがあるからこそ、沖縄の今の不条理な基地の闘いもあるだろう。そういう意味では原点の写真」と話していました。

阿波根さんの写真は1955年、米軍が島の土地を強制収用した際に、島民が起こした島ぐるみ土地闘争の様子などをとらえたものです。また比嘉豊光さんは、約2年かけて伊江島の島民50人から島言葉で聞き取りした沖縄戦の証言記録を出品しています。

写真展は来月3日までです。

伊江島の記録と記憶