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新型コロナウイルスの感染が拡大する中、名護市辺野古のキャンプシュワブ前で座り込みを続ける市民団体が14日、幹事会を開き当面の間、抗議行動を中止することを決めました。

オール沖縄会議の福元勇司事務局長「新型コロナウイルス感染防止策を徹底する観点から、辺野古ゲート前での座り込み、辺野古・大浦湾での海上行動、名護市安和桟橋や本部町塩川港での抗議行動も含めて、あすか5月6日まで中止する」と話していました。

辺野古の抗議行動の現場では、座り込みをする人と現場で警備にあたっている人たちとの間で、距離が近くなり、密接な場面が作られることから、コロナの感染者を出さず、人命を守るという考え方から、中止が決められました。

メンバーからは「本来であれば、総理自らが辺野古の工事を止めるという発言があっても良かったのではないか」という意見も出ていました。

オール沖縄会議では、座り込みは当面中止しますが、それぞれの場所での監視行動は継続し、その情報などをホームページで共有することにしています。

新型コロナ 辺野古座り込み中止