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KYBデータ改ざん問題 県は4物件調査中

油圧機器大手メーカーのKYBが免震・制振装置の検査データを改ざんした問題で、沖縄でも疑いのある対象物件の調査が始まっています。

この問題は、地震の際、建物の揺れや振動を抑える免震・制振装置の検査データを改ざんしていたとして、10月16日に油圧機器メーカーのKYBが発表し、発覚しました。

対象物件は全国の共同住宅や病院、自治体の庁舎など986件に上っていて、県内では免震検査のデータを改ざんした製品を使用した疑いのある物件が4件あることがわかっていますが、メーカー側は対象となっている建物を公表していません。

県土木建築部では「対象物件については把握しており、現在、建築時における資料を確認し、調査している」ということです。

免震装置の検査データ、改ざんをめぐっては、東京スカイツリーなどでも使用していたことが明らかになっていて、安心への不安が広がっています。