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4日から5日にかけ、沖縄地方を襲った台風25号は、県内各地に大きな爪痕を残しました。

大型で強い台風25号は、5日午前11時現在、久米島の北北西約250キロを1時間におよそ25キロの速さで北へ進んでいます。沖縄本島地方は、4日午後3時ごろから、5日午前7時ごろまで、およそ16時間にわたり暴風域に巻き込まれ、激しい風雨に見舞われました。

那覇市では、5日午前1時前に最大瞬間風速36.2メートルを観測、県などによりますと、強風にあおられ転倒するなど、8人がけがをしています。

また、沖縄電力によりますと、この台風の影響で一時最大2万5000世帯以上が停電し、5日午前11時現在、およそ1万1000世帯が停電しています。

一方、4日午後から運休していた沖縄都市モノレールは、5日午前8時から、路線バスは5日午前10時から運行を再開しています。そして、空の便は、沖縄本島と九州などを結ぶ便を中心に、5日も引き続き欠航が相次いでいます。各航空会社は、臨時便を出すなどして対応することにしています。