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石垣島への陸自配備 国が市民へ説明

自衛隊のミサイル部隊などの配備が予定される石垣市で、11日、市民を対象にした説明会が開かれました。

説明会には、およそ250人の市民が参加しました。防衛省は北朝鮮の核開発などが安全保障上の危機となっているため、石垣島に、ミサイル部隊や警備部隊の配備が必要だとした上で、火薬庫などの施設は安全に配慮して設置されると市民に理解を求めました。

陸自配備については地元でも賛否が分かれる中、市民から様々な声が上がっています。

八重山防衛協会の三木巌会長は、「自衛隊が来るというのは日本の安全保障上大切な時に来てくれるというのは、今の東アジア情勢・南シナ海、色々考えた時に早くやってほしいと思っています」と話しました。

また予定地近くで農業を営む川平重治さんは、「将来本当にここで農業やっていけるのがというのがね、土地がなけりゃ何もできないんですよ、この仕事は。移住してどうこうという仕事でもない。本当に、今までのように静かに農業やっていきたいですね」と話していました。

また中山市長は、今回最終的な受け入れの判断については明言を避けました。