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2016年、大規模な白化で約7割が死滅した石垣島沖の石西礁湖で、14日夜、生き残ったサンゴのうち最大級のテーブルサンゴの産卵の様子をQABのカメラが撮影しました。

産卵が確認されたのは国内最大のサンゴ礁、石西礁湖で、14日、午後10時ごろ、4メートルを超える最大級のテーブルサンゴ、「ハナバチミドリイシ」が産卵しました。

撮影を開始してから5日目の夜、「バンドル」と呼ばれる卵子と精子が入ったピンク色のカプセルが、次々と海中に漂い始め、あたりは幻想的な雰囲気に包まれました。

この巨大テーブルサンゴは、2016年の白化の被害を乗り越えて産卵。研究者も、「次の世代を作る回復への第一歩」と期待を寄せています。