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倉庫群移設先の黙認耕作地で立ち入り制限強化

アメリカ軍牧港補給地区の倉庫群などの移設先とされる、嘉手納弾薬庫地区で、黙認耕作地への立ち入り制限が強化されました。

嘉手納弾薬庫知花地区には、アメリカ軍の倉庫群14棟などを移設する計画があり、浦添市にある牧港補給地区の返還の条件とされています。

しかし、一帯では、戦後土地を奪われた元住民などが耕作を行い、黙認されてきた経緯があります。

一方国はこれまで、耕作者およそ60人に対し立ち退きに応じるよう求めてきましたが、13日、一部の耕作地につながる進入路に樽のようなものを置いて立ち入り制限を強化したうえで、5月15日までに立ち退くよう求める警告文も新たに表示しました。

倉庫群を受け入れる沖縄市の担当者はこの状況について「できるだけ丁寧に進めてほしい」とコメントしています。