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県病院事業局長退職へ「退職迫られた」

県幹部の人事を巡り、さらなる疑惑です。県立病院のトップ、伊江朝次県病院事業局長が、任期途中で退職願を提出していたことがわかりました。伊江局長は、安慶田元副知事から、退職を迫られたと話しています。

伊江局長は現在、任期2期目の途中です。関係者によりますと、今月5日、県幹部が伊江局長のもとを訪れて退職願を書くよう求め、1週間後の12日に提出されたということです。

また伊江局長によりますと、去年2月には別の県幹部から当時の諸見里教育長も書いたとして、退職願を書くよう迫られたということです。そして、これを断ると、安慶田元副知事から直接、退職を求められたと話しています。

県病院事業局長は、地方公営企業法で知事が任命するとされていますが、「心身の故障」などの場合を除き、「意に反して罷免されない」と定められています。教職員の採用を巡る問題で副知事が辞任した矢先に浮上した新たな疑惑。安慶田元副知事や翁長知事の説明を求める声もあがりそうです。週明けには訪米予定の翁長知事。きちんとした説明が求められています。