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15日、県は今月22日に一部返還される北部訓練場の立ち入り調査を行いヘリパッドや周辺の道路を専門家らと調査しました。日米地位協定の環境補足協定にもとづき返還予定地に県が立ち入るのはこれが初めてで、職員や専門家など8人が4つのヘリパッドと周辺道路の自然環境を調査しました。

琉球大学の横田昌嗣理学博士は「(北側のヘリパッドは)あまり使われていませんので、元の森林に回復しつつあるところです」「外来種がいくつかありますけどそういったものを除去するのかどうかこれから先、考えていかなければいけないと思う」「できれば世界自然遺産のコアエリアとして保存するのが望ましいと思っています」と話していました。

県は、今回の調査結果を参考に、今後行われる廃棄物などの支障除去作業にも意見を出す方針です。