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那覇の街が破壊された1944年の10・10空襲から2014年で70年。空襲で途絶えた祭りがどのように復活を遂げてきたかを振り返る企画展が開かれています。

会場でまず目を引くのは那覇の街のジオラマ。近代的な那覇が空襲のあと、瓦礫の町となった様子が紹介されています。

そして那覇市が戦後復興に向かって歩き始め、大綱挽やハーリーなどの祭りを復活させた当時の様子がパネルや写真で展示されています。

1971年に復活した那覇大綱挽は翌年の本土復帰へ希望を込めたことなど、那覇の人たちが戦後の復興の中で祭りを復活させた熱気が展示から伝わってきます。

那覇市歴史博物館では「祭り」が行えるのは平和な時代であるということを改めて感じてほしいと話しています。展示会は10月29日まで開かれています。