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自民党県連は9日秋の県知事選挙を巡り翁長那覇市長に出馬を要請した県連所属の那覇市議らに「除名処分」を視野に入れた文書を送ることを決めました。

県連は9日の役員会で、翁長那覇市長に出馬を要請した那覇市議会の安慶田光男議長と「自民党新風会」の那覇市議ら11人に対し、除名処分を視野に入れた文書を送ることを決めました。

市議らは、2014年1月知事の埋立承認に抗議する意見書に賛同し、県連から1年間の役職停止処分を受けるなど、普天間基地の移設問題を巡るスタンスで県連側と意見が対立。

今回、処分期間中に出馬が要請されたことで、県連側が最も重い処分に踏み切る形で、分裂が決定的なものとなっています。文書では、今月16日までに議員らの意見を求めていて、県連では今後、党紀委員会を開いて最終的な処分を決定する方針です。