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アメリカ軍基地の返還後に発見された有害物質PCBを含む汚泥の一部が13日に福島県での処理に向け、搬出されました。

13日午前、自衛隊恩納分屯基地ではPCBを含む汚泥、ドラム缶にして112本を積んだトラックが那覇新港に向け、出発しました。

アメリカ軍基地に由来するとされるPCB汚泥はこれまで依頼してきた福岡県の事業者が処理できず、保管を余儀なくされてきましたが、今回あらたに福島県の事業者と契約し、処理作業が始まりました。

恩納分屯基地にはアメリカ軍恩納通信所から見つかったものも含め、およそ300トンのPCB汚泥が残っていて、沖縄防衛局などでは2014年3月までに全ての処理を終えたいとしています。