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がんや慢性疾患の患者の終末期医療のあり方について、自宅で看取ることに視点を置いた講演会が、16日、浦添市内で開かれました。

山梨県でホスピスケアのクリニックを開業する内藤いづみ医師は自宅での看取りのためには患者本人の意思と家族の決定、医師や看護師などの支えと病院との連携が重要だと説明しました。

内藤医師は「命にしっかり皆で寄り添って、ぎゅっと抱きしめて送るという、そういう人の温かみや心に寄り添うってことをしない限り、見放した医療になるという可能性はあると思うんですよ」と語りました。

シンポジウムでは訪問看護の現場や老人施設スタッフ、また自宅での看取りを経験した遺族らが人生の最期をどこでどうやって過ごすかが、今後の高齢化社会ではより重要になってくると指摘しました。