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西普天間住宅地区の返還を前に宜野湾市の佐喜真市長が23日、小野寺防衛大臣を訪ね、立ち入り調査や財政支援を要請しました。

佐喜真市長は小野寺防衛大臣に対し、2014年度に返還が予定されている西普天間住宅地区の跡地利用を進めるためにも、環境影響評価や文化財調査実施に向け協力を求めました。

小野寺大臣は「これが返還のモデルになるように防衛省としても誠心誠意努力していきたいと思う」と要請に訪れた市長に答えた。

また佐喜真市長は「事前立ち入り調査、地主の負担軽減のため、地元意見というのを吸い上げて頂きたい」と要請しました。

また、佐喜真市長は傾斜地部分の跡地利用を進めるための財政支援を求めたほか、宜野湾市に特化した国の支援制度も確立するよう要請しました。