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太平洋戦争当時、日本の統治下にあった南洋群島での戦争被害者や遺族らが国に謝罪と賠償を求める裁判を起こしました。

提訴したのはサイパンやパラオといった南洋群島などの戦争で自らが負傷したり家族が犠牲になったりと当時民間人として被害を受けた67歳から101歳までの24人です。

原告らは、「民間人への危険を予防する義務を怠り長い間、戦争被害者の救済を放置してきた」として国に対して謝罪と1人あたり1100万円の損害賠償を求めています。

瑞慶山弁護士は「謝罪・賠償が正されていない限り戦争は終わっていない」と話しました。

弁護団によりますと南洋群島の戦争で被害に遭った民間人が救済を求める集団訴訟は全国初だということです。