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先週、翁長那覇市長ががれきの受け入れについて前向きな姿勢を示しました。これに対し、県民と避難者で作る市民団体は那覇市役所を訪れ、明確な安全性が示されていないことを理由に受け入れはするべきではないと要請しました。

23日に那覇市役所を訪れたのはがれきの受け入れに反対するグループと要請に賛同した市民らおよそ50人です。

市民らは先週、翁長那覇市長ががれきの受け入れに前向きな姿勢を示したことを受け、ゴミ処理場周辺の住民や被災地からの避難者を集めて決議文を採択、23日にその決議文を那覇市に手渡しました。

高江洲あやの代表は「がれきの安全性が確保できないため、那覇市も県知事に撤回要請してください。被災地支援は避難者受け入れ継続など、沖縄だからこそできる可能な方策を検討してください」と要請しました。

これに対して那覇市環境対策課の石川課長は、まだ市長が受け入れを決定したわけではないとした上で「受け入れるとすればどんなことが課題なのか、当然しらべないといけない。今、調整段階です」と話しました。

会では同様の決議文と要請書を南風原町長にも手渡していて、このあと県内で署名活動を展開し、仲井真知事に要請する予定です。