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2010年9月、尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件で、検察審査会が起訴議決していた船長が15日、強制起訴されました。

公務執行妨害などの罪で起訴されたのは、中国漁船の船長・詹其雄被告です。

詹被告は2010年9月、尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に船を衝突させたとして逮捕されましたが、那覇地検は処分保留で釈放し、その後、検察審査会が起訴議決していました。

強制起訴により、裁判所は2ヶ月以内に、被告本人に起訴状を送らなければ起訴は効力を失いますが、詹被告は中国に帰国しているため、厳しい状況です。

起訴が効力を失った場合に再び起訴するのかどうかなど、前例がないため、今後の展開が注目されます。