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バスケットのbjリーグです。東日本大震災による活動休止から今季復活を果たした仙台89S。キングスのかつてのチームメイト、志村雄彦選手が仙台のキャプテンとして沖縄に戻ってきました。キングス対仙台、bjリーグにとって震災の復興を象徴する試合の模様をご覧ください。

昨シーズンのファイナル。キングスブースターから送られたナイナーズコール。仙台と沖縄が一体となった瞬間でした。あれから4ヶ月

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仙台ブースター「いろいろ感謝しているのできょうはこれを作ってみんなでお礼に来たいと思っていたので」

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仙台ブースター「(ちなみにきょうの勝負は?)でもきょうはきのう負けたのできょうはうちが勝ちます、すみませんが」

「ナンバー4志村雄彦~」 

キャプテン志村雄彦率いる仙台との一戦はくしくも、東日本大震災からちょうど9ヶ月目の日に当たりました。

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志村選手「震災を乗り越えてくれた人たちのためにもやらなくちゃいけないと(チームメイト)みんなに伝えて」

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試合序盤は、前日勝利したキングスがリードする展開。しかし、徐々に仙台ディフェンスが機能し始めます。

そして後半。志村のミドルシュート(仙台41点目)。フィッツジェラルドの3ポイントシュートで逆転に成功した仙台。この日志村は、40分間一度もベンチに下がらずプレーをし続けます。

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志村選手「僕が成長した姿を見せたいと、きょうは倒れていいから最後まで闘うって気持ちをもって」

第4クオーター。与那嶺の3ポイント(50点目)で一時逆転したキングスでしたが、仙台の勢いを止めることができません。

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仙台、キングスとの接戦を制し、チーム復興への感謝の気持ちを勝利で表現しました。

志村選手「最高ですね」

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志村選手「僕等が苦しい状況の中でも受け入れてくれてまだなおその気持ちを忘れず応援してくれるブースターに対して、勝利っていう最高の形を迎えられたのは非常に良かったと思います」

キングスにとっては悔しい結果となりましたが、私も仙台ブースターからこちらをいただきました。

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今シーズンは大きなライバルとなりそうな仙台。ともにファイナルの舞台で会えるようがんばってほしいです。