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琉球のことばの復興について考える教養講座が29日沖縄大学で開かれました。

県内の専門学校で、うちなーぐちを教える比嘉光龍さんは、琉球諸島には、「おきなわ語」や「奄美語」など、6つの固有の少数言語があるものの、方言扱いをされ、衰退しつつあるのが現状だと指摘。

一方、東京の大学でハワイ語を研究する松原好次さんは、アメリカに併合され、消滅の危機にあったハワイ語が、先住民族の文化を取り戻そうというムーブメントとなり、学校教育や行政の場に導入されるようになった過程を紹介しました。

比嘉さんや松原さんは、「これからは、共通語とのバイリンガルの意識を持つことが少数言語の復興につながるのではないか」と話していました。