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13日から14日にかけて、沖縄市でアメリカ軍の航空機から荷物が落下したという情報が出て、警察も動員される大騒ぎになりましたが、実際は間違いだったようです。

儀間純記者は「アメリカ軍の航空機から落下したものと思われるバッグ2つはこちらの水路から発見されました」とリポートしました。落下物騒ぎがあったのは沖縄市登川の農地です。

14日朝7時ごろ、犬の散歩をしていた男性が用水路でアメリカ軍のものとみられるバッグ2つを発見しました。

現場では13日夕方、農作業をしていた別の男性が「ドスン」という大きな音を2回聞いていたため、これらがこの付近を飛んでいるアメリカ軍機から落とされたものではないかという憶測が広がっていました。

音を聞いた男性は「物が落ちてズドンという感じで響く感じでした」と話し、登川の小谷区長は「もし航空機からの落下物であれば本当に大変なことですよね」と話していました。

14日は現場に警察や報道関係者も大勢つめかけました。ところが、アメリカ軍機から落下したことを裏付ける証拠は見つからず、アメリカ軍も読谷村内で盗まれたものだと主張したことから、警察は盗難事件として調べることになりました。