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沖縄を訪れている北沢防衛大臣は7日夜も仲井真知事との懇談の場に臨みましたが普天間基地の辺野古移設について具体的な話はありませんでした。

北沢防衛大臣は7日県庁に仲井真知事を訪ね普天間基地の辺野古移設について理解を求めました。これに対し仲井真知事は、「納得のいく説明がない」と述べ、政府への不信感をあらわにしました。

また、夜には那覇市内で懇談の場が設けられましたが、大臣からは滑走路のV字案など具体的な工法について話はなかったということです。懇談終了後、仲井真知事は「移設問題について具体的な話が出たのか」という記者の質問に対して「皆さんが仰った2014年とかIとかVとかなんて話はぜんぜん無しです」と答えました。

政府は、近く予定されている日米外務防衛担当閣僚による安全保障協議委員会、2プラス2の開催までに沖縄の合意を得たい考えですが、県内での反発の声は強く解決のめどは立っていません。