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宮古島で県内で絶滅危惧種のミヤココケリンドウの花が咲き始めました。ミヤココケリンドウは、リンドウ科の植物で、宮古島の一部の海岸のみで確認されていて、草の丈は3センチから5センチ程度。毎年この時期、直径5ミリほどの可憐な花を咲かせます。

名前の由来は「コケと見間違えるほど小さいため」とか、「コケのように岩に張り付いているから」など、いくつかの説があります。宮古島でも限られた場所にしか生息せず、県のレッドデータブックでは絶滅危惧種に指定されている貴重な植物です。

宮古島ではここ数日、初夏の穏やかな天気が続き、この陽気に誘われてミヤココケリンドウの花が咲き始めました。なかには花が咲くのを待っているつぼみもみられ、ミヤココケリンドウが満開になり、見ごろになるのはこれからだということです。