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世界無形文化遺産に登録されることになった沖縄の伝統芸能「組踊」が18日に中学生向けに上演されました。

18日は初めて見る観客のために「組踊」の決まり事や鑑賞の際のポイントなどを役者本人がわかりやすく解説。そして「組踊」の創始者、玉城朝薫の代表作の一つ「二童敵討」が披露されました。政敵・阿麻和利に殺害された父の敵を討つ二人の息子の物語です。

鑑賞した中学生は「後ろを向いたときに今かな?って感じですごくドキドキして見ました」と話しました。

舞台ではこの後、役者と観客が一緒に垂れ幕を降ろし、無形文化遺産登録を全員で祝いました。また、息子役を演じた佐辺良和さんは「世界の多くの方が見に来てくれれると思うので、その方々に喜んでもらえるような舞台をこれからも務めていきたいと思います」とあいさつしました。

初心者向けの公演は19日も2回予定されていますが、席は完売だということです。