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続いては、高校バスケット高校3年生にとっては最後の全国大会ウィンターカップの出場権をかけた全沖縄高校選手権美ら島総体の経験を生かした2チームが全国の切符を勝ち取りました。

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最初に行われた女子決勝は,美ら島総体ベスト16、今年県内敵なしの女王白のユニフォームの那覇対1年生3人を先発メンバーにおいた紫の西原が対戦。

試合は序盤、前日からの勢いにのる西原が全中優勝の実績を持つ1年川上美嬉の活躍などで先行するものの,全国の舞台を経験する那覇は司令塔の3年、金城が落ち着いたゲームメイク。自らも得点し(8点目)那覇リードで第1クオーターを終了します。

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しかし、後半に入ると試合はシーソーゲーム… 4点差でむかえた第4クオーター。西原に逆転を許した那覇、それでもすぐに取り返し、残り1分半で同点。西原も最後まで粘りましたが終始冷静なプレーを続けた那覇が2連覇を達成しました。

金城選手「練習でディフェンスの練習したことが(試合の)終盤に花咲いたのかなって思って」「ウィンターカップは優勝狙ってしっかりやっていきたいと思います」

一方男子決勝は絶対的優勝候補と言われた県総体でまさかのベスト8美ら島総体の出場権を逃した興南が県総体優勝の白:美来工科と対戦。

県総体で足りなかったものはチームで戦う気持ちだったと語る選手達。ユニフォームを赤に一新しディフェンスもマンツーマンから今年初めてチームで守るゾーンディフェンスを徹底,チーム全体で戦うことを意識した新生:興南がその強さを見せます。

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美ら島の出場を逃したくやしさを強さに変え3年ぶりに全国切符を手にした興南ウィンターカップはその3年前のベスト8越えを目指します。

女子那覇と男子興南が出場するウィンターカップは東京体育館で12月23日開幕です。