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普天間基地の移設案として急浮上した辺野古沿岸部でのくい打ち桟橋方式に名護市民は猛反発です。

鳩山総理は普天間基地の移設に関してキャンプシュワブの沿岸部にくい打ち桟橋方式で新たな基地を建設し、徳之島に部隊の訓練の一部を移転することを検討しています。

辺野古区民は「どこまで沖縄の住民を馬鹿にしているのか」「くい打ち方式だろうが、埋立てだろうが、結局日光が入らんかったら海は一緒。どっちでも一緒だと思う」「自分達は、静かな生活ができるとそう思っていた矢先なので」「もちろん辺野古に来てほしくないというのが辺野古の住民の本意だと思う」と反発しています。

これまで「海にも陸にも基地は造らせない」と主張してきた稲嶺市長は「もし、それ(くい打ち桟橋方式)が本当だとしたら、島ぐるみ闘争になるでしょう。それこそ命がけでやらなきゃいけない状況になってくる」と憤りを隠せません。

宜野湾市の伊波市長は総理が沖縄に来ても誰も説得には応じないと語ります。伊波市長は「今、辺野古に修正案といえども基地建設を認める県民はいないと思います。ですから鳩山総理が5月4日に沖縄に来られても、私はやはり沖縄県民から理解は得られないと思います」と話しました。

一方、仲井真知事は「ちゃんと聞いていないので聞いてみます。どんな具合になっているのかきちんと掴んでいない。皆さんの方が情報速い」と話しました。

県内移設反対で県民が一つになる中、鳩山総理の来県はただ火に油を捧ぐ結果を招きそうです。