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ヤンバルの野生生物を交通事故から守ろうと設置された地下道をヤンバルクイナが横断している事が分かりました。この地下道はアンダーパスと呼ばれヤンバルクイナなどの野生生物を交通事故から守ろうと設けられました。

アンダーパスは2008年6月に完成しことし8月には実際にヤンバルクイナが横断する様子が4回確認されました。またアンダーパスの出入り口に水溜りをつくり、餌となる虫が生息する環境を作ったところこの周辺では餌とりや水浴びをする姿が何度も確認されているという事です。

県北部土木事務所崎山毅主任は「アンダーパス設置後は路上でヤンバルクイナを見かけることもなくなりました。ここでヤンバルクイナが車に轢かれることも報告されていません」と話しています。県では今後もアンダーパスを設置していく予定です。