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普天間基地周辺の住民らがヘリの騒音被害などを訴えて国に損害賠償などを求めている裁判の控訴審で、福岡高裁那覇支部の裁判官らが14日、基地周辺の視察を行っています。現地視察を行っているのは、福岡高裁那覇支部の河辺義典裁判長ら3人で、原告住民側の弁護団の説明を聞きながら基地の周辺7カ所で実施します。

視察は、データでは図れない騒音による苦痛を裁判官が体感することや、住宅地と基地との距離感などを確認することを目的に行われています。裁判官らは原告住民の自宅も訪ねて話を聞いていましたが、そのときはアメリカ軍機は飛行しておらず、住民の男性は、「ヘリが飛んでいるのを見せたうえでうるささを訴えたかった」と話していました。