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沖縄の秋の風物詩那覇大綱挽が盛大に行われ県内外から駆け付けたおよそ1万5000人が東西に分かれて重さ43トンの大綱を引き合いました。

およそ400年の伝統を持つ那覇大綱挽。全長200メートル、重さ43トンの綱はギネスブックにも登録されている世界一の大綱で国道58号の久茂地交差点は観光客や外国人なども含めておよそ1万5000人で埋め尽くされました。

綱挽きを前に東西に分かれた陣営が支度ガーエーで威勢をぶつけあい会場は次第に熱気を帯びてきます。そして、午後4時35分、翁長那覇市長の旗の合図によって熱戦の火ぶたは切られました。

鐘や太鼓が鳴り響き地域伝統の華麗な旗頭が躍動する中1万5000人が1本の綱を引き合う姿は美しく大綱はやがて命を吹き込まれたように左右にうねりながら動きだします。しかし、東西ともに力は互角で25分間でも勝負はつかず引き分けとなりました。

これで通算成績は東西ともに12勝12敗12引き分けとなりました。この大綱には無病息災にご利益があると言われていて綱引きが終わった後の枝綱は参加者が持ち帰りました。