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県内3銀行は2008年度決算を発表しました。世界的な市場の低迷や県内大手信販会社の倒産などのあおりで厳しい状況となり、海邦銀行は創業以来初めての赤字決算となりました。

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海邦銀行の売上高にあたる経常収益は151億7700万円で、前の年度にくらべ10.38パーセント減小しました。これに対し経常費用はおよそ20パーセント増加し184億2400万円で、マイナス32億4700万円の減収減益、創業以来の赤字決算となりました。

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一方、沖縄銀行は経常収益が9億円余り減り、397億8600万円で前期比でほぼ半減となる28億9千万円の純利益を確保したものの減収減益となりました。これは不良債権処理などにおよそ23億円をあてたほか、金融市場の混乱で投資信託などの販売が低迷したことなどが原因です。

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また琉球銀行は経常収益は減りましたが、信販会社オークスの事業整理の見通しがついたため33億円の引き当て金があり、前の年度に比べおよそ20億円増益となりました。

経常費用が増加した理由については3行ともに金融市場の混乱に伴う国債など債券償却費用の増加に加え、倒産したオークス処理の影響などをあげています。