※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

5月3日の憲法記念日を前に、沖縄戦の体験者などでつくる憲法9条の会が会見を開き、自衛隊のソマリア沖への派遣やグアム移転協定に強く抗議しました。県庁で30日午後に会見を開いたのは、憲法学者や沖縄戦の体験者で作る第9条の会、沖縄うまんちゅの会です。

メンバーらは国会での承認が事実上確定しているグアム移転協定について「沖縄の手足を縛り基地の固定化を図るものだ」と強く非難。また、3月にソマリア沖へ自衛艦2隻が派遣されたことも海外での武力行使を禁じた憲法9条の理念に反すると訴えました。

会見で第9条の会の比嘉盛久さんは「日本を戦争が出来る国へと作り変えていこうとする一切の動きに反対することを全県民に訴える」と述べました。

メンバーらは5月3日に那覇市民会館で開かれる憲法講演会にも参加し、憲法改定反対を訴えます。