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糸満市で起きた不発弾の爆発事故を受け、糸満市や南部市町村の関係者は事故の補償や再発防止策などを参議院議長らに要請しました。要請したのは糸満市の上原市長や南部市町村会会長の城間南風原町長ら合わせて17人です。

要請団は20日午後、東京で江田五月参議院議長と面談し、今回の事故の補償のほか、不発弾の磁気探査や処理作業を国の負担で行うことを求める要請書を手渡しました。

これに対して、江田議長は「沖縄戦の負の遺産は国の責任だ」と述べ、この問題に強い関心を示しました。

要請を終えた上原市長は「議長の方からは国の責任だという発言もありましたので、そういうことであればぜひとも衆参一緒になっていただいて、国の責任という観点からしっかり対応していただきたい」と話していました。

要請団は21日まで東京に滞在し、佐藤勉沖縄担当大臣のほか、各大臣や国会議員に要請書を提出することにしています。