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県議会は19日の最終本会議で、金武町伊芸区で銃弾が見つかった事件について、アメリカ軍に対し実弾射撃訓練の中止などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。

最終本会議では、13日に金武町伊芸区で銃弾が見つかった事件を受けて、キャンプハンセンでの実弾射撃訓練の中止と原因究明への取り組みをアメリカ軍に求める抗議決議と意見書についての提案理由が説明されました。

そして審議の結果、抗議決議と意見書は全会一致で可決されました。

県議会では、発見された金属片がまだ銃弾と断定されてはいないため、与党議員の一部が抗議決議に慎重な姿勢を見せていましたが、与野党で協議して決議文の表現を「銃弾」から「弾丸のようなもの」に修正した形で可決しました。

このほか、県環境条例の適用範囲をアメリカ軍の基地内まで拡大し、県が必要と判断した場合には基地への立ち入り調査を軍に求める修正案も全会一致で可決されました。