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臓器移植の現状についてもっと知ってもらおうと5日、那覇市で街頭キャンペーンが行われました。このキャンペーンは10月の臓器移植普及推進月間に合わせて県などが実施したものです。

県内では、腎臓移植を希望している人がおよそ300人、角膜移植を希望している人がおよそ30人いますが、移植までには長い年月待たなくてはならないのが現状です。キャンペーンでは一人でも多くの人に臓器移植への理解を深めてもらい、臓器提供の意思表示カードを携帯してもらおうと参加者が街頭でチラシや意思表示カードを配布して呼びかけていました。

県内の、意思表示カードの保持者は徐々に増えてきていますが、臓器移植には家族など、周囲の人の理解が欠かせないことから、月間中、移植体験者の話を交えたシンポジウムなども開催を予定しています。