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7月31日に発覚したマンゴーの産地偽装が少なからず影を落としています。お中元シーズンがピークを迎える中、マンゴーの値段が下がっています。

5日、沖縄協同青果によりますと、4日のマンゴーの価格がキロ当たり1368円だったのに対し、5日は1014円と300円あまり値を下げました。

2008年は旧盆と本土のお盆が重なり、県内ほぼ全域でこの時期に出荷のピークを迎えたこともありますが、7月31日に発覚した産地偽装問題が影響していると見る店主もいます。

ある青果店の店主は「(この時期は通常)本土の業者から多く注文があるが、本土に行かない分、県内だけで出回って相当安くなっている」と話していました。

一方、これまで市場価格が上がりすぎていたと冷静に受け止めている店主もいます。別の青果店の店主は「(値段が下がるのは)良いことじゃないか。皆さんのためには今まで高かったから、手ごろの値段だと思います」と話していました。

市場関係者は、今年、最も入荷が多くなると見込まれるあさって7日の価格に注目したいと話しています。